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エッセンシャルスタイルアロマテラピー～Essencial Style Aroma Therapy～

私がアロマテラピーと出会ったのは約３０年前。私自身の心も体も疲れ果て病んでいた時期でした。まだ日本にはアロマテラピーが普及されていない頃のことです。西洋医療では限界を感じていた私は、アロマテラピーの可能性にかけてみたいと思いました。その結果、無事心身ともに健康を取り戻したのです。植物からの恵みであるアロマテラピーを人々の健康に役立てたいそんな想いから私のアロマセラピストとしての道が始まりました。「アロマテラピー」という言葉は、フランスの科学者ルネ・モーリスガットフォゼによって作られた造語です。１９１０年に彼は研究室でひどい火傷を負いました。すぐに治療を受けましたが、傷跡の経過が悪かったところ、ラベンダー精油で驚くほど治癒したのです。その経験から精油を用いた治療法について研究し、１９３７年に文献「AROMA THERAPIE」を発表しました。その後、フランスでは医療の分野で発展します。そしてイギリスに渡り、美容と健康のアロマテラピーとして普及し、日本に伝わりました。「アロマテラピー」と「アロマセラピー」の二つの表現があるのは、フランス式とイギリス式の二つの大きな特徴の違いがあるためです。しかし、植物からの恵みを活かしてきたのは、人類の歴史上もっと古くからのことでした。日本においても古くからお香を楽しんだり、植物を薬として取り入れたりしています。アロマテラピーを精油の小瓶の世界だけではなく、もっと広い視野で捉えて植物丸ごとを楽しむこと。フランス式アロマテラピーもイギリス式アロマセラピーもそれぞれの良さと使い分けを身につけること。アロマテラピーを通して、あなたの毎日を心豊かなものにしてもらうために必要な知識を身につけてもらえるようにと生まれたのが、このエッセンシャルスタイルです。